生活する上で一番大切なことは、『安心と安全』です。
皆さんに安心して入所していただけるよう長期的な計画を立て、介護事故が起こらないよう日々真剣に取り組んでいます。
利用者及び家族への情報公開も、100%行っています。
姫ヶ浜荘は、利用者の方もスタッフも、島の人がほとんどを占めています。
中島地域で唯一の特別養護老人ホームですので、責任があります。
気持ちよく過ごしていただけるよう挨拶の徹底をはかり、皆さんに喜んで利用していただけるようおもてなしの心を大切にして、毎日取り組んでいます。

姫ヶ浜荘は、中島の姫ヶ浜海水浴場内に立地しており、緑の山々・青い海に面した、恵まれた環境にあります。
開設以来、常に定員いっぱいの利用をいただいています。
平成18年に本館増改築が行われ、渡り廊下でつながった新館が完成しました。
芝生の中庭のある、広々とした施設となっています。

個室（従来型・ユニット型）、2人部屋、4人部屋となっています。
明るくゆとりのあるお部屋で、ベッド・床頭台が備え付けてあります。
お部屋には、洗面台も設置してあります。
畳部屋もありますので、畳での生活を選んでいただくこともできます。

6つのユニットに分かれて生活を送っていただいており、ユニット毎に、それぞれの雰囲気となっています。
従来型ユニットは、広々とした芝生の中庭を眺めることができる、気持ちの良い空間です。
新館ユニットにある食堂・談話室は、天井が高く開放的で、やわらかい日差しが差し込みます。
デイルームには機能訓練コーナーがあり、ヘルストロン（電位治療器）・電気治療器・マッサージルーム・イスが設置してあります。
入居者はもちろん、地域の方々も、自由に使っていただけるようになっています。

島の皆さんのお口に合うものをお出しするよう努めています。
「おいしい！」と、皆さんに好評をいただいております。
とにかく手間をかけて、その日その日に手作りで調理をし、一人一人に合ったきめ細やかな対応・調理方法を心掛けています。
生活の基本は、食べることが一番です。
できるだけ口から食べていただけるよう、栄養士が力を入れて取り組んでいます。
バイキング（朝はパンのバイキングもあり）や選択食、外食を取り入れるなど、趣向を凝らして食事も楽しんでいただいています。

一般浴、個浴、特浴があります。
できるだけ個浴で入っていただけるよう、マンツーマンでサポートさせていただいています。
曜日を決めず、皆さんのご要望に応じていつでも入っていただける体制をとっています。

施設の行事として一番盛大に行われるのは、8月の姫ヶ浜荘盆踊り大会です。
その他にも、４月の花祭り・７月の七夕祭り・９月の敬老会・12月の餅つき大会など、毎月様々な行事を行っています。
また、桜や菜の花見物に出掛けたり、島内外に遠足に行くなど、外出することで季節を感じ、楽しい時間を過ごしていただいています。
地域交流活動も盛んで、毎月、様々なボランティアの方々に来ていただいています。
小学生や中高生とのふれあい交流や保育園児の敬老会参加などもあり、皆さんから自然な笑顔が出る、温かい時間となっています。