高齢者総合福祉施設シーサイドは、大島のシンボル的な建物と名前を引き継ぎ、島の皆様のためのサービスを提供しています。
事業内容には、介護付有料老人ホーム・グループホーム・デイサービス・居宅介護支援・小規模多機能型居宅介護があり、地域の福祉ステーションになっていきたいと考えています。
良い介護をすることで、利用者さんの目が、家族が、そして地域が変わっていきます。
ケアサポートでは、スタッフ全体で思いやりを持ち、チームアプローチが出来るよう取り組んでいます。
介護する側・される側でなく、自由に、共に笑顔で、安全で安心して生活していただける施設を目指しています。
認知症になったとしても、自分を全てさらけ出しても、安心できる空間でありたいと考えています。
利用者さんに助けられ、利用者さんの笑顔作りを地域の皆さんに助けていただいて、多くの方に感謝して、島の皆様に「あんたらやないといかんわい」と言っていただけるように、大島が福祉の島になるように、地域と共に、皆さんと共に、歩んでいきたいと考えています。

しまなみ海道の大島南・大島北ICに近く、大島フェリー下田水港のすぐ側に立地しています。
バス・フェリー・徒歩の交通の便が良く、ご家族の方もとても訪れやすい場所です。
元リゾートホテル（大島シーサイドホテル）を活用しており、景色がよく、潮の香りに包まれながら、ゆっくりとした時間が流れる施設です。
道の駅いきいき館にも近く、のんびりと道沿いの散歩を楽しんでいただけます。

全室個室で、ベッド・エアコンが備え付けてあります。
床暖房も完備されており、冬でも自然な暖かさでお過ごしいただけます。
ご要望に応じて、畳の部屋で生活をしていただくことも可能です。
窓越しに来島海峡を眺めながら、のんびりと生活していただけます。

テーブル席の、皆さんが集まるリビングで過ごしていただけます。
全館床暖房完備で、快適にお過ごしいただけます。

管理栄養士の立てた献立に基づいて、バランスの取れたしっかりとしたお食事を提供しています。
月に１回の行事食では、ボランティアの板前さんに来ていただいて、目の前で魚をさばいたりお寿司を握ってもらったりして、皆さんの好きなお刺身やにぎり寿司、巻寿しなどが食卓に並びます。
レクリエーションとして、大根でお漬物・キャベツでお好み焼きなど、施設の畑でとれた素材を使って利用者さんと一緒におやつ作りを楽しんだり、外食にも出かけています。

個浴となっており、スタッフがマンツーマンでサポートさせていただけます。
左右のどちらに麻痺があっても安心して入っていただけます。

多くの行事を利用者の皆さんに楽しんでいただいています。
大きな行事には、地域の方もお招きして行なわれる法人全体の合同夏祭りがあり、水軍太鼓や継ぎ獅子、フラダンスなどの来所、くじや屋台（綿菓子・焼きそばなど）の出店を通して、ご家族や地域の皆さんと、楽しい時間を過ごしています。
その他にも、お花見・七夕・敬老会・芋ほり・文化祭・クリスマス会・初詣・ひな祭りなどの季節行事があります。
七夕では、2階まである大きな笹飾りを地元の園児と作り、玄関先に飾っています。
芋ほりの後は、利用者さんに芋の茎の食べ方を教えてもらったり、ドラム缶で焼き芋をしたりしています。
年末には、せいろ蒸しをして、杵と臼を使い、昔ながらの方法でお餅つきを行っています。
お誕生会は、お一人お一人の誕生日にお祝いをしています。

普段の生活の中では、地元の方から島外の方まで、ボランティアの先生方がたくさん来て下さり、砂絵・絵手紙・フラダンス・手芸・習字などのカルチャー教室が開かれています。
多くの方に来ていただくことで、シーサイドにも新しい風が入ってきます。
外出することも多く、外食にも出かけています。
隣には島四国第４４番札所大宝寺があり、毎日１日には、利用者さんと一緒に札所の清掃を行っています。
車椅子の方も、ほうきを持って参加しています。
お釈迦さんの縁日には、飴のプレゼントやお汁粉を作ってお接待を行い、200年続く島へんろの伝統を守っています。