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>>メディカサイト × かとう歯科
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数多くの方々に、本当にお口の健康は身体全体の健康に繋がっていることをお伝えしたい、お口の管理不足により入院や生活の質を落としてもらいたくない。
その一身でお口のことをみなさまに知っていただきたいと思います。
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75歳以上の高齢者の死亡原因の第1位って何だと思いますか? |
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ガンとか、心不全とか、脳梗塞とか? |
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実は『肺炎』が第1位なのです。
基礎疾患と言われる様々な病気はあるのだけれど、高齢者の直接的な死亡原因は『肺炎』なのですね。
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どうして『肺炎』が原因なのですか? |
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実は口の中は細菌でいっぱいなのです。
口の中の細菌が、誤って肺の中に入り込んで起きる肺炎を『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)』と言うのですが、これが高齢者の肺炎の大部分を占めるのです。
知らず知らずのうちに細菌が肺に入り込んだり、食事を誤嚥して、食べ物と一緒に細菌が肺に入り込んだり、といったことが原因です。 |
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どうしたら『誤嚥性肺炎』を予防できますか? |
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『誤嚥性肺炎』の予防には、『口腔ケア』が大切です。 |
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『口腔ケア』って何ですか? |
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日本口腔ケア学会の定義によると、
口腔ケアとは、口腔の疾病予防、健康保持・増進、リハビリテーションによりQOLの向上をめざした科学であり技術です。具体的には、検診、口腔清掃、義歯の着脱と手入れ、咀嚼・摂食・嚥下のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、食事の介護、口臭の除去、口腔乾燥予防などがあります。
となっています。
『口腔ケア』を行うことで、爽快感が得られたり、食事がおいしく食べられるようになったり、コミュニケーションが取りやすくなったりします。
そして、大切なのが『誤嚥性肺炎の予防』なのです。 |
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なるほど。 |
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次のグラフを見てください。
全国11ヵ所の特別養護老人ホームで、専門的に『口腔ケア』を行う人と行わない人にわけて、2年間にわたって追跡調査を行った結果です。
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【 期間中の肺炎発症率 】 |
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【 期間中の発熱発生率 】 |
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『口腔ケア』を行うと、肺炎にかかった人数や、肺炎が原因で死亡した人数、それから、発熱があった人数が、統計学的にも明らかに低いという結果が出ているのですよ。
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『口腔ケア』って大切なのですね。 |
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ただ、『口腔ケア』は専門的なケアが大切なのです。
次のグラフを見てください。
薬液によるうがいだけの場合と、うがい+週1度の専門的な『口腔ケア』を行った場合の、口の中の細菌数の違いです。
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【 咽頭細菌数の推移 】
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このグラフは対数グラフといって、縦軸の1目盛ごとに10倍となっています。
うがいも大切なのですが、うがいだけでは効果に限界があります。
専門的な口腔ケアを行うことで、細菌が大きく減っていることがわかりますね。
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なるほど。 |
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『口腔ケア』を行うと、別のメリットもあるのですよ。
それは、『口臭』を少なくしてくれるのです。
細菌や食べカス、粘膜のカスなどが舌に付着した状態を『舌苔(ぜったい)』と言いますが、これが『メチルメルカプタン』等の口臭の原因物質を作るのですね。
次のグラフを見てください。
歯科衛生士による『口腔ケア』の前後で、呼気中の『メチルメルカプタン』の濃度を比較したものです。 |
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『口腔ケア』を行うことで、口臭が少なくなることが明確にわかりますよね。
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本当ですね!『口腔ケア』って大切なことがよくわかりました! |
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【 入れ歯も磨こう 「義歯ブラシ」 】 |
汚れは歯ぐき(粘膜)の病気や口臭の原因にもなります。毎日のお手入れで入れ歯を長持ちさせましょう。
大きいブラシで広い部分を磨き、小さいブラシで細かいところまで磨けるようにできています。柄も太く持ちやすくなっています。かためのハブラシでも代用できます。
歯磨き粉は使わないで、落として破損さないよう洗面器などを下に置いて洗いましょう。
かとう歯科 販売価格 280円 |
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加藤 弘正 理事長
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