この仕事を始めて、4月で11年目になります。
ケアマネジャーの資格を持つ母から「ご年配への抵抗もないし、介護の方向へ進んでみたらどうか?」という後押しもあり、私は福祉系の専門学校へ進みました。
専門学校時代、実習で「この方は気難しい」と言われている利用者さまが居らして、気になった私は、よくその方に話しかけていました。
ホタルを見に行く行事で隣に座った時、いつも寡黙なその方がたくさん話してくれて、嬉しかったのを覚えています。
基本的に、きっと誰も優しいのです。
その時から、より強くコミュニケーションを図るのが楽しいと思え、介護という『人と関わる仕事』を前向きに考えられるようになりました。
ありがたいことに今では「慎ちゃん」と呼んで可愛がってくださる利用者さまや、「私は坂田さんじゃないと!」「話しやすくて、つい頼っちゃうのよ」と仰ってくださる利用者さまもいらっしゃいます。
ご家庭の事情で退所される事になってしまった利用者さまのところへお会いしに行かせて貰った際(コロナ禍以前)、私に気付いて泣いて喜んでくれた姿は、この仕事をやっていて良かったと思う、原動力になっていますね。
利用者さまやスタッフから話しかけやすく、質問や相談もされやすいので、今後はケアマネジャーの資格を取って、みなさんの問題解決のお手伝いをしたいと思っています!
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