>> 小野めぐみの100歳まで元気に歩こう
足はからだの土台であり、私たちの全体重を支えています。 そのため、足裏の皮膚は足の組織を守るだけでなく荷重にも耐えられるつくりになっています。 しかし、歩きぐせや合わない靴などの影響で過剰な負担がかかると、皮膚の一番外側にある角質層が硬くなる角質トラブルを引き起こします。
あなたの足指・足裏に赤くなっているところや硬くなっているところはありませんか? もしあるのならば、それは足が発するSOS、角質トラブルの前兆かもしれません。
代表的な角質トラブルといえば、タコ・ウオノメ・かかとのひび割れなど。 とくに女性は見た目だけを気にしがちですが、ひどくなると痛みを伴い姿勢や歩行にも影響を及ぼすため、早めに適切なケアをすることが大切です。
タコは、黄色味を帯び厚く硬くなった角質が皮膚の上に盛り上がります。(写真1 親指横、写真2) 痛みはないことが多いですが、角質が肥厚していると中敷きをしているように足裏の感覚が鈍くなることもあります。 ウオノメは、芯が皮膚の中に伸びていくため、深くなれば神経を刺激し、歩行時に激しい痛みを生じることもあります。(写真1 足裏)
タコやウオノメは、継続的に圧迫や摩擦を受けるところにできます。 原因は、足型の崩れ(外反母趾・開帳足・偏平足など)や歩き方、足に合わない靴などさまざまですが、繰り返し受ける刺激から身を守るために角質が厚くなったものです。つまり、防御反応としてできるものです。
厚くなった角質を除去するケアも大切ですが、足元の環境が改善されなければ、すぐに同じ状態に戻ります。 また、自己流のケアや過剰なケアは状態を悪化させることもあります。 正しい角質ケアを行うとともに、靴の見直しやインソールの使用などで、足への負担を減らすことも考えましょう。 原因を解決すれば、トラブルは解消できます。
1.入浴後、足浴後の角質がやわらかくなった時に行います。
2.角質ケア用のやすりを使い、不要な角質を除去します。
3.ケア後は必ず保湿。毎日の保湿も心がけてください。
<注意点> タコ・ウオノメのように見えてもイボ(疣贅)であることや足裏のかさつきが水虫(白癬菌)感染によることもあります。 疑わしい症状がある時、ケアをしても変化がない時は、早めに皮膚科を受診してください。
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小野 めぐみ さん