お酢のパワーで夏バテ予防!
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『鶏の南蛮漬け』
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摂取カロリー |
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233kcal/1人分 |
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所要時間 |
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約30分 |
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(2人分) |
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鶏もも肉 |
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1枚 |
塩・こしょう |
… |
適宜 |
片栗粉 |
… |
適宜 |
玉葱 |
… |
1/2個 |
にんじん |
… |
1/4本 |
ピーマン |
… |
1/2個 |
しょうが |
… |
1片(すりおろし) |
にんにく |
… |
1片(すりおろし) |
白ゴマ |
… |
大さじ1 |
オイスターソース |
… |
大さじ1 |
しょうゆ |
… |
大さじ1/2 |
酢 |
… |
大さじ1/2 |
ごま油 |
… |
大さじ1/4 |
砂糖 |
… |
大さじ1/2 |
酒 |
… |
大さじ1/2 |
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1. |
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にんじんは千切り、玉葱・ピーマンは細く切って、ゆで、ざるにあげて水気を切っておく。
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2. |
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すりおろしたしょうが、にんにく、白ゴマ、オイスターソース、しょうゆ、酢、ごま油、砂糖、
酒をあわせ、南蛮酢を作る。
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3. |
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2.で作った南蛮酢に1の野菜を漬け込んでおく。
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4. |
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鶏肉は食べやすい大きさに切り、塩・こしょうし、片栗粉を薄くまぶし、
フライパンで焼く(揚げても良いがカロリーを抑えたければ焼くのがおススメ)。
肉に火が通ったら、3の野菜をよけて、南蛮酢を肉にかけ、さっとからめてアルコールを飛ばす。
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5. |
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お皿に肉を盛り付け、よけておいた野菜をのせ、南蛮酢をかけたらできあがり。
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今年の夏もどうやら暑くなりそうですね。
夏はどうも食欲が落ちて、夏バテしてしまうという方はいませんか?
食欲低下により、必要とされる栄養素が摂取できていない状態になり、
しかも、夏は発汗量の増加によって汗とともにミネラル(鉄やカルシウム)、
ビタミンが多量に失われてしまうと、夏バテにつながってしまいます。
夏バテ予防は、これから暑くなる今の時期から食欲が低下しないように食事に気を配ることが大切です。
私は今、陸上選手の食事を作る仕事をしていますが、暑い日のトレーニング後は
さすがの選手も思ったように食べられないこともあります。
しかし、それでは疲労回復が遅れてしまいます。
なので、暑い日、またハードなトレーニングメニューの日の献立には頭を悩ませています。
比較的、取り入れやすいものとしては、冷たいうどんやそうめんなどの麺類ですが、
夏場によく取り入れるのは今回紹介したような「お酢」を使った料理です。
昔からお酢は体に良いと言われています。
その効果を簡単に紹介すると、
? 血液サラサラ効果(動脈硬化予防)
? 肥満予防
? 糖尿病予防
? 高血圧予防
? 美肌効果、老化予防
? 2日酔い予防
? カルシウム吸収促進(骨粗しょう症予防)
? 防腐・殺菌作用
などです。
また、お酢には?食欲増進作用があります。酢を摂取することで唾液や胃液の分泌が促され、
消化吸収を良くしてくれるのです。
そして、酢の酸味成分の酢酸やクエン酸が疲労物質である乳酸を分解し、疲労回復を促します。
さらに、このとき、酢といっしょに糖分を摂取することにより、
消耗したグリコーゲン(筋肉や肝臓に蓄えられているエネルギーの源)の再補充が促進されて、
疲労回復がさらに早められます
。
たとえば、スポーツ選手といえば、レモンのはちみつ漬けを思い浮かべる方もおられるかもしれませんが、
これはまさに酢(レモン)と糖分(はちみつ)の疲労回復効果の点から理にかなっている食べ物なんだ
ということが分かるかと思います。
また、酢の物やお寿司もこの酢+糖分を含み、疲労回復、食欲増進につながるメニューと言えるでしょう。
この最近の健康志向の高まりとともに、お酢も調味料だけでなく、
健康飲料として注目され、種類も増えてきています。
お酢を上手に使って、暑い夏を夏バテ知らずで乗り切りましょう!
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