■ 体は食べ物でできている!なるべく自然な食事を。
「ももファミリー」のシェフは2名。
管理者の大西さん本人と、パートナーの中城さんです。
2人は、30年間一緒に「すげさわの里 ももたろう」という料亭を営んできました。
なので、料理の腕は間違いありません。
そればかりではなく、素材にもこだわるのが「ももファミリー」流です。
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広大な敷地には、自然がいっぱい。
取材日には、お庭の中で梅の仕事をする中城さんに迎えられました。 |
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梅には、クエン酸がたっぷり。
夏バテにも有効な食べ物です。
梅干しはスーパーで買うこともできますが、
手間暇かけて土用干しをします。
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土用干しをすると、太陽の光と熱の殺菌作用があったり、保存性を高めてくれたり、果肉を柔らかくしてくれたりと、いいことづくし。
梅は中城さんの実家、城川町からもらったもの。
安心安全な梅干しです。
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体は食べ物でできています。
保存料や添加物たっぷりのものを食べ続けると、その時にはいいかもしれませんが10?20年後に体に出てきます。
利用者さんに、なるべく自然なものを食べて、体の中から元気になってほしい。
そんな思いで、保存料なし、てづくりの食事づくりを心がけています。
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お野菜も、できるだけ手作り。
敷地内にある畑では、ビワ、みょうが、ゆず、ブルーベリー、すだちなどなど。
野菜だけではなく、果実も育てています。 |
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しいたけも原木から育てているほどの、こだわりっぷり。 |
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手作りの素材を使っているから、市販のものとは一味違った料理が作れます。
例えばこちらは左側が畑で育てたきゅうり。
右側がスーパーのきゅうり。
規格外の大きなきゅうりは、ぬか漬けにして豪快にいただきます。
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こちらのジュースは、お庭でとれたシソから作ったジュース。
なんと、お水は高縄山の湧き水を汲める九川まで、30分ほどかけて汲みに行っているそうです。
お料理には全てこの水を使っています。
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■ 雰囲気もご馳走なのです。
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「ももファミリー」には、素敵な骨董品がたくさんあります。
これらは全て大西さんのコレクション。
料亭時代に使っていたもの、骨董販売をされていた時のもの。
味わい深いアイテムがそろっていて、見るものを喜ばせます。
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食事はウッドデッキで、美しいお庭を眺めながら。
食器も一つ一つ、お料理に合わせて美しいものを使っています。
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お料理は、シェフが利用者さん一人一人によそってあげます。
これは、料亭時代から自然にやってきたこと。
お客様へのおもてなしの心です。
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お料理のよそい方も、食器も、雰囲気も・・・
大西さんと中城さんの作り出すものはとっても素敵なのですが、お料理自体に、堅苦しいレシピやルールはありません。
一つだけ言えるのが「なるべく市販のものは使わず、からだにいいもの・安全なものを使う」ということ。
そして素朴な「おばんざい」がベースであるということ。
毎日食べても飽きないものがポイントです。
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分量は測らず、長年のカンを大切に微調整。
例えば、同じ鯛の煮付けでも、冬はこってり、みりんや砂糖を多めに。
夏はさっぱり薄味で。
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鳥や虫たちの声を聞きながら、大自然の中でいただくご飯。
味付けも素朴で、素材はからだに優しいものばかり。
そして、見るものを楽しませる器づかい・・・。
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食事をするごとに心が潤い、元気になる。
そんなしあわせごはんなのでした。
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